空想の焔 幻夢心伝 〜人と妖を結ぶ刀〜 第三話 憧れた存在 第三話 憧れた存在「はい。もう行かないと……」そう言って琥珀色の瞳をした少年、零は来た道を戻って行く。その背中を隣に立つ孫娘の小雪と共に見送る一人の老人がいた。宗玄。この村の村長である。「ねぇ、おじいちゃん。零くん、今日も一人ぼっちだった…... 2026.08.01 空想の焔
歩みの記録 第一章 剣を捨てた日【最終節】 最終節 剣を捨てた日あの冬の合宿から年が明け、一月、二月と時が過ぎた。その間、僕はなんとか心が折れる寸前で踏みとどまっていた。そんな僕は、現在本格的に両親に心配されている。「ねぇ、本当に大丈夫?」「……うん……大丈夫」なんでも、僕の表情は常... 2026.03.07 歩みの記録