日常と心 冷たさの奥にあるもの【後編】 僕は、自分が臆病で繊細な人間だと知っている。けれど、その臆病さの中で自分を奮い立たせてやってきたことがある。高校の厳しい剣道部、過酷な自衛隊生活、慣れない土地でのワーキングホリデー──どれも僕の性格では不可能に近かった。それでも、「なりたい... 2025.11.09 日常と心
日常と心 冷たさの奥にあるもの【前編】 僕は自分のことを"冷たい"と思っている。分かち合えない、優しくない、他人に寄り添えない──特に何かをしたわけでもない。ただ、人のことで感情が揺れない。故に、"冷たい”という評価を自分に下していたのだ。たとえば、妻が飼っていた猫が亡くなったと... 2025.11.02 日常と心