
道なき道
振り返れば、僕の人生には「これが正解だ」と言える道は一つもなかった。
誰かが保証してくれるような未来もなければ、「こうすれば大丈夫」と示された道筋もなかった。
だからこそ、僕は自分の心が震える道を見つけ、自分の選択で歩いてきた。
間違ってばかりだったし、傷つくことなんか日常茶飯事だった。
逃げたこともあるし、後悔も数え切れないほどしてきた。
それでも──
自分の信念に従い、「それでも前へ」と言い聞かせてここまで来た。
このカテゴリでは、そんな僕の歩みを、しっかりと綴っていこうと思う。
それが誰かの心に届くかもしれないし、ただ消えていくだけかもしれない。
あるいは、「こんな人間もいるんだ」と、面白がって笑ってくれても構わない。
ただ、書いておきたいのだ。
僕という人間が、「確かに生きていた」証を。
道なき道を歩いてきた僕の足跡が、
いつか誰かの、小さな灯火になってくれればと思う。


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